
「KURO LIFE」管理人の「くろ」です。
この記事の目次
はじめに
回復ドライブを作成する手順などを、別の記事でまとめました。
その記事を書くにあたって、くろ自身、実際に回復ドライブを作成しています。
そのときにUSBメモリ(USBフラッシュドライブ)も購入したため、せっかくですから紹介していきたいと思います!
先に結論を言ってしまいますが、はっきり言ってどのメーカーのUSBメモリを買っても大差はないですし、好みで適当に選んでも特に問題ないと思っています。
ただ、こういった機器に疎くて「右も左もわからない」という人もいると思いますし、「誰かに決めてもらった方が楽」という人もいると思うんですね。
その他にも「できるだけ比較検討したいので情報を集めたい」という人など、様々あるかと思います。
そんな誰かの参考に少しでもなればと思って記事にまとめましたので、興味のある方はぜひ参考にしてください。
USBメモリを購入するにあたって気をつけたいこと
「回復ドライブの作成に使うUSBメモリ」について書くので、まずもって回復ドライブの作成に適したUSBメモリである必要があります。
回復ドライブを作成するためにUSBメモリを買っておいて、回復ドライブが作成できなかったら意味ないですよね。
あえて書く必要もなかっただろこれ!
「32GB以上」は「推奨容量」
条件を補足していきますが、「容量32GB以上」というのも絶対必要な条件ではなく、「推奨容量」になります。
というのも、ネットで調べてみると「8GB」や「16GB」のUSBメモリでも、「回復ドライブを作成できた」と言っている人がいるんですね。
じゃあ条件とかなにも必要なくない?
回復ドライブの作成に使用する容量は環境によって左右されるので、少ない容量でも作成できる場合はあります。
(※バックアップするシステムファイルの容量次第なのだと思います。)
しかし、どれだけの容量が必要かについては、確実なことは実際に作ってみないとわかりません。
そのため、8GBのUSBメモリなどで回復ドライブを作成してしまうと、容量が足りずに作成できないということも考えられます。
8GBのUSBメモリが余っても使い道がわからん。
反対に、32GBの容量で収まらなかったという話は今のところ聞いたことがありません。
なので回復ドライブを作成するUSBメモリの容量は、32GB以上の容量が確保できるのが理想だと思います。
色々なメーカーが「推奨」としている容量も「16GB」か「32GB」であることがほとんどです。
8GB~32GBくらいの容量の差であれば、ものを選ばなければUSBメモリの金額もそこまで変わりません。
よほどこだわりがない限りは「32GB以上」のUSBメモリをおすすめします。
費用などの問題で容量を減らす場合でも「8GB」は避けて、せめて「16GB以上」のUSBメモリを選んでおきたいところです。
32GB以上の容量は本当に必要なのか
回復ドライブを作成するときに、実は「○GB以上のドライブが必要」という表示が出てきます。
これはパソコンによって表示される容量が変わりますが、くろの環境では「ドライブは16GB以上のデータを格納できる必要があり――」という表示が出てきました。
くろが用意したUSBメモリは32GBだったのですが、くろの環境であれば16GBのUSBメモリでも回復ドライブは作成できたかもしれません。
(※可能性の話なので、「絶対に16GBで作成できた」という意味ではありません。)
というわけで、「32GB以上の容量は絶対に必要か?」と聞かれれば、その答えは「NO」になります。
ですが、可能であれば、なるべく32GB以上のものを選んだ方が失敗がなくていいかなと個人的には思います。
そのようなことから、回復ドライブ用のUSBメモリであれば、容量32GB以上のものをおすすめしたいですね。
ただ、「容量32GB以上」という基準はあくまでも「推奨の容量」であり、必須ではありません。
どの容量のUSBメモリを選ぶかについては、最終的には個人の判断になると思います。
くろが実際に購入したUSBメモリ
USBメモリを購入しましたが、残念ながら「何日もかけて入念な比較検討をした」と言えるレベルではなく、1~2時間の検討で購入を決めました。
それでも個人的に重視したい条件などは見極めつつ、「これはよさそうだな」と思えたUSBメモリには出会えたので、よろしければ参考にしてください。
汚い字でも、この方が「ちゃんと買いました!」って感じでいいじゃんか。
購入したUSBメモリの詳細情報
型番:Blaze B02
規格:USB3.1&USB3.0対応
容量:32GB
保証期間:永久保証
参考価格:Amazonで1,229円
価格はそれなりで、特別安いということはないですね。
とはいえ同じような規格の商品は、安くても1,000円前後はするようだったので、高いとも感じませんでした。
USB3.1&USB3.0に対応しているので、USB2.0やUSB3.0までしか対応していないものよりは、読み書き速度に期待できそうです。
このUSBメモリを購入した決め手
詳細で色々書きましたが、購入の最大の決め手となったのは保証期間が「永久保証」だったことです。
(※このスクリーンショットは2018/11/09に撮影したものです。)
さらに付け加えると、Amazonでベストセラー1位になっていたことも好印象でした。
(※時期によってベストセラー1位ではない場合があります。)
順位がモノの評価を決めるわけではないとは思っていますが、1位ともなると「さすがに粗悪品ではないだろう」という安心感がちょっとありますよね。
順位を抜きにして考えても、そもそも保証期間が永久保証ですから、粗悪品だったら保証対応に追われて商売にならないと思います。
最大の決め手は「永久保証」でしたが、「ベストセラー1位」との相乗効果もあって、「このUSBメモリがいいかな」と思えました!
正直に言ってしまうと、くろはUSBメモリについてそこまで詳しくないので「これならさすがに十分だろう」と、2割くらいは勢いで決めました。
製品の「永久保証」についての諸注意
永久保証を受けるためには、「製品登録」が必要になるようです!
記事を作成してから気が付いたため、遅ればせながら製品登録について別の記事で詳細をまとめました。
同じUSBメモリを購入しようと思っている方などは、よければ確認してみてください!
また、同じUSBメモリを既に購入している・持っているという方で「製品登録はしていない」という人がいましたら、確認してみることをおすすめします!
結局のところ、どんなUSBメモリを買うべきか
冒頭で「好みで適当に選んでも特に問題ない」と言ってしまいましたが、少しだけ気に留めておいてほしい点もあります。
はっきりしろ。
「好みで適当に選んでも特に問題ない」と言ったことを訂正するわけではありません。
お手持ちのUSBメモリがある人はそれは使ってしまってもいいと思いますし、費用が気になる方はなるべく安価のものを買っても十中八九問題ないと思います。
USBメモリを選ぶときに気に留めておいてほしいこと
気に留めておいてほしい点を上げると、今回用意するUSBメモリは「回復ドライブで使う」という点です。
回復ドライブは重要なバックアップの内の1つです。
一度回復ドライブを作成したら、そのUSBメモリは回復ドライブを使うそのときまで、一切使用しませんよね?
数年経って(人によっては数ヶ月かもしれませんが)いざ使おうというときに、USBメモリが故障してたら終わりなんです。
もしもUSBメモリが故障していたら、回復ドライブが使えないということなので、回復ドライブを作成したことすら無意味になってしまいます。
メーカー保証の捉え方
回復ドライブの作成に使ったUSBメモリが故障するというのは、普段使いしないUSBメモリなので「回復ドライブが必要なとき」に気が付くということがほとんどなのではないでしょうか。
(※定期的に動作確認でもしていれば話は変わりますが、そこまでできる人はあまりいないと思いますので……。)
もしそうなってしまったとき、そのタイミングでメーカー保証によってUSBメモリ返品してもらっても、
それ、意味ないですよね?
本体じゃなくて「中身(回復ドライブ)を保証してくれ!!」って話になりますよね?
そこが普段使いのUSBメモリと、大きく違うところなのではないかと思います。
そのため、普段使いのUSBメモリ以上に「USBメモリの故障」には気を配りたいわけです。
くろが「永久保証」のUSBメモリを選んだ理由は、「いつでもUSBメモリが返品してもらえるから」ではありません。
違うのか?
「永久保証」は、メーカー側に「商品が故障しない」という自信がある程度ないと、なかなかできませんよね?
なので「保証してもらえること」よりも、「故障する可能性が低そう」という部分で、この「永久保証」という部分が購入の決め手になったんです。
「永久保証」を強くおすすめするつもりはありませんが、せめて「5年保証」など、それなりの保証があるメーカーのUSBメモリを買った方がいいかもしれません。
いい加減に作っているメーカーであれば、例え1年であっても保証したくないはずですからね。
なので「丈夫そうなUSBメモリを見極める」ときの「1つの基準」として、「保証期間を少しだけ意識して選ぶ」というのがおすすめです!
まとめ
冒頭でも同じようなことは書きましたが、結局のところ、「どんなUSBメモリを使うか」にそこまでこだわる必要はありません。
fa-check普段使いしないので故障などには気づきにくい
fa-check回復ドライブを使うタイミングで故障していたらなにもできない
以上のようなことに少し気を配り、あとは自由にUSBメモリを選んでいいと思います!
一番重要なことって、最後の最後は「自分自身が買ったものに納得しているか」になるのではないかと思っています。
なので、この記事の情報などは参考程度に、自分なりの落とし所をぜひ、見つけていってください!
【番外編】もし必要以上の容量を確保した場合はどうなる?
念のため書いておきますが、32GBよりももっと大きな容量(64GBなど)のUSBメモリなどでも回復ドライブの作成は可能です。
ただし、この場合は32GBの容量のみ使用することになり、残りの容量は一切使用できなくなります。
1TBの外付けHDDに回復ドライブを作成して、「950GB以上がそのまま使用不可になった」なんて話も聞いたことがあります。
もしもそんなことになったら、フォーマット(初期化)することで回復ドライブごとなかったことにはできますので、そこは安心してください。
しかし残念ながら、データは全て消去することになるので、普段使いの大容量メモリに回復ドライブを作成しようと考えている人は十分注意してくださいね。
(※回復ドライブを作成する段階で、まずフォーマットされるため、あとからフォーマットをするしないに関わらずデータは消去されます。ご注意ください。)
例外として、大容量外付けHDDなどのパーティションを区切って、データ保存と回復ドライブを兼用することは、おそらくできます。
しかし、普段使いのHDDにバックアップまで任せるのは少々リスクが大きいような気がするので、この方法はあまりおすすめできません。
なのでやり方などについては割愛するよ!
それでは、「回復ドライブに使用するUSBメモリについて」の話は終わりたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!