• NFTゲームを始めたいけどMetamaskは必要?
  • Metamaskの始め方が分からない!

この記事ではそんな悩みを解決します。

かっこかり(仮)

筆者は2022年5月から仮想通貨およびNFTの取引経験があります。Metamaskも日常的に使っているので、その経験をもとに本記事を執筆します。

話題になることも増えてきたNFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)ですが、始めようとするとNFTを購入するために仮想通貨ウォレットが必要です。

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取引所で仮想通貨の取引にも慣れてきて「DeFiを始めてみよう」と思った方にも必要になってくる仮想通貨ウォレットの存在。

仮想通貨ウォレットはいくつも存在していますが、これからブロックチェーン技術を使ったゲームや金融サービスを始めるという方におすすめなのはMetaMaskになります。

この記事では、MetaMaskとはどういったものなのか、使い方や特徴、入金・出金方法や各種ネットワークの設定まで徹底的に解説します。

MetaMask(メタマスク)の概要

MetaMaskとは、イーサリアム(Ethereum)系のNFTやトークンをWeb上で一括管理できる仮想通貨ウォレットのこと。

仮想通貨の管理や保管だけではなく、ブロックチェーンゲームや分散型取引所、dAppsなどと連携・利用が可能です。

NFTマーケットプレイスのOpenSeaや、分散型取引所(DEX)のPancakeSwapを利用するためには、仮想通貨ウォレットを連携させる必要があります。

また、仮想通貨取引所で購入した仮想通貨をそのまま取引所に預けていると、取引所がハッキング被害に遭ったときに預けていた仮想通貨もなくなってしまう可能性があります。

このとき、仮想通貨を自分が所有している仮想通貨ウォレットに移動してあれば、取引所のハッキング被害で財産を失わずに済みます。

ハッキングリスクを回避するためにも、自分の仮想通貨は自分の仮想通貨ウォレットで管理しましょう。

ConsenSys(コンセンシス)が開発・運営をしている

MetaMaskは2016年にConsenSys(コンセンシス)という会社が公開しました。

イーサリアムを専門に扱うブロックチェーンソフトウェアを開発・運営している企業です。

MetaMaskの他にも、Amazonと連携してブロックチェーンサービスを開発したり、イーサリアムのブロックチェーン技術を使った電力配電システムの開発などの実績を上げている会社です。

このような実績を上げていることから、ConsenSysはイーサリアムに精通していることがわかりますし、そのConsenSysが提供している仮想通貨ウォレットがMetaMaskなので、信頼性が非常に高く、全世界で3,000万人を超えるユーザーが利用しています。

MetaMask(メタマスク)の特徴

MetaMaskの特徴は以下の通りです。

順番に解説していきます。

1 イーサリアム系のNFT・仮想通貨の管理や保管ができる

MetaMaskはイーサリアムのブロックチェーン技術を利用して作られている仮想通貨ウォレットですので、主にイーサリアム系のNFTや仮想通貨の管理や保管ができるようになっています。

対応しているトークンは、ETH・ERC-20・ERC-721です。

また、MetaMaskはイーサリアムネットワークだけではなく、設定を行うことでPoligonやBSCなどのブロックチェーンネットワークを利用したトークンの管理や保管も可能です。

ERC-20

ERC-20とは、イーサリアムブロックチェーンと互換性のあるトークンを作ることができる規格のこと。

主な仮想通貨に、バイナンスコイン(BNB)、テザー(USDT)、チェーンリンク(LNK)などがあります。

ERC-721

ERC-721とは、NFT(Non-Fungible Token)の取り扱いをするための規格です。

ERC-721によって、NFTの権利移動の記録が可能になっており、アート作品と紐付けることでその作品が唯一無二の作品であることを証明できるようになります。

2 ブロックチェーン技術を使ったサービスと連携できる

ブロックチェーンを使ったサービスに、ブロックチェーンゲーム、NFTマーケットプレイス、分散型取引所(DEX)などが存在します。

こららのブロックチェーンサービスを利用するときには会員登録をする必要がありません。

その代わり、自身は所持している仮想通貨ウォレットを連携してサービスを利用します。

MetaMaskは様々なブロックチェーンサービスに幅広く対応している仮想通貨ウォレットなので、MetaMaskさえ持っていれば、メジャーなブロックチェーンサービスは多くの場合利用できると考えてもらって構いません。

3 MetaMask上で仮想通貨のスワップができる

MetaMaskは仮想通貨をスワップする機能があります。

仮想通貨をスワップするためにわざわざ取引所に通貨を送金して取引する手間を省くことができるのです。

手数料はかかりますが、仮想通貨を送金するときにも手数料は発生しますので、それを考慮すれば安く取引できる仮想通貨も存在します。

4 ガス代を調整することができる

イーサリアム系の仮想通を取引するときにはガス代がかかります。

ガス代は時間や時期よって変わり、送金速度によっても変わります。

そこでMetaMaskですが、MetaMaskには送金速度を調節する機能が備わっています。

この機能を使えば、送金速度を遅らせることでガス代を安く抑えることもできますし、急ぎの取引を行いたい場合は、高めのガス代を支払って優先的に取引を処理してもらうというような使い方も可能です。

ガス代の単位は「Gwei」として表されており、「1Gwei」=「0.000000001イーサリアム」となっています。

現在のガス代がいくらなのかは「ETH GAS STATION」というサイトで確認できたのですが、2023年7月1日をもって正式に廃止されてしまいました。

MetaMask(メタマスク)の導入方法:ブラウザ版

MetaMaskのブラウザ版の導入方法について解説します。

MetaMaskに対応しているブラウザは、GoogleChrome、Opera、FireFoxなどがあります。

使用するブラウザにこだわりがなければGoogleChromeがおすすめです。

導入方法ですが、まずMetaMaskをブラウザにインストールします。

MetaMaskの公式ホームページからMetamaskをダウンロードしてください。

画面を少し下にスクロールすると「Chrome用MetaMaskをインストールする」というボタンがあると思いますので、そのボタンをクリックします。

するとChromeウェブストアのページが開きますので、「Chromeに追加」を選んでMetaMaskをインストールします。

MetaMaskのインストールが終わると、ウォレットの作成ページが表示されます。

利用規約を確認して同意したら「新規ウォレットを作成」をクリックしてください。

次に「MetaMaskの改善にご協力ください」という表示とともに長い文章が書かれているページが開きます。

書かれている内容は以下の通りです。

MetaMask の改善にご協力ください

MetaMask は、ユーザーによる MetaMask の使用状況をより詳細に把握するため、使用データを収集したいと考えています。このデータは、使用状況に基づくサービスの改善を含め、サービスの提供を目的に使用されます。

MetaMask は...

いつでも設定からオプトアウトできるようにします
匿名のクリックおよびページ閲覧イベントを送信
サービスの提供に不要な情報 (キー、アドレス、トランザクションハッシュ、残高) を収集することは、一切ありません
ユーザーの完全な IP アドレスを収集することは、一切ありません*
データを販売することは一切ありません。絶対です!

一般データ保護規則 (EU) 2016/679 の目的に従い、このデータは集約され匿名化されます。

* MetaMask で Infura をデフォルトの RPC プロバイダーとして使用する場合、Infura はトランザクションの送信時にユーザーの IP アドレスおよび Ethereum ウォレットアドレスを収集します。当社がこれらの情報を、システムによりこれら 2 つのデータが関連付けられる形で保管することはありません。データ収集の観点から見た MetaMask と Infura とのやり取りに関する詳細は、当社のアップデート こちら をご覧ください。当社のプライバシー慣行全般に関する詳細は、こちらのプライバシーポリシーをご覧ください。

MetaMask公式

「あなたのデータをサービス向上のために収集してもいいですか?」

「悪用することは絶対にありません」

簡単にまとめるとこのようなことが書かれています。

「同意します」「結構です」というボタンがあるのでどちらかをクリックしましょう。

ConsenSysは信頼性の高い会社ですし問題はないと思いますが、不安であれば「結構です」を押しても問題なくウォレットの作成はできますのでご安心ください。

どちらかをクリックしましたら、パスワードの作成画面になります。

パスワードが作成できると、ウォレットを保護するための動画(1:30ほど)のあるページに移ります。動画の内容はしっかり確認しておきましょう。

動画を確認したら、シークレットリカバリーフレーズが割り当てられます。

シークレットリカバリーフレーズは重要な情報ですので、順番通りに一言一句間違えないようメモし、誰にも知られないように管理してください。

最後に、割り当てられたシークレットリカバリーフレーズの入力を求められますので、こちらを入力するとMetaMaskウォレットが完成します。

ここで設定した「パスワード」と「シークレットリカバリーフレーズ」を忘れてしまうと、MetaMaskに保管しているトークンが取り出せなくなってしまうので、絶対に忘れないようにしてください。

パスワードとシークレットリカバリーフレーズは、PCのメモ帳などに記録していると最悪の場合ハッキングなどで情報を抜き取られてしまう可能性があります。

ですので自宅で保管できる「紙」などに書き写して厳重に保管するのがおすすめです。

パスワードはMetaMaskにログインするために必要になり、シークレットリカバリーフレーズは使っているPCが変わったときなどに必要になります。

ネット上でMetaMaskのパスワードやシークレットリカバリーフレーズを聞き出そうと誘導してくるサイトやメッセージが届いても、絶対に教えてはいけません。

かっこかり(仮)

相手が親しい人でも教えません!

MetaMaskをブラウザにピン留めする

これはやらなくてもよいのですが、使い勝手がよくなる人もいると思うので念のため紹介します。

ウォレットが作成できたらこのような画面が表示されますので画面の指示に従って、クリックするだけでブラウザにMetaMaskをピン留めできます。

簡単な操作ですぐに終わりますのでやってみてください。

MetaMask(メタマスク)の導入方法【スマホアプリ版】

次に、MetaMaskのスマホアプリ版の導入方法について、Androidアプリを例に解説します。iOSアプリの導入方法も内容はほとんど変わりませんので参考になるかと思います。

まず、GooglePlayストアで「MetaMask」と検索をしてください。

iOSを利用している方はAppストアで「MetaMask」と検索します。

すぐにMetaMaskが見つかると思うのでインストールします。

アプリを開くと下の画像のような画面が表示されると思いますので、「開始」をタップします。

次の画面からスクリーンショットが撮れない仕様になっていたので画面を共有できず申し訳ありません。

画面上部に「ウォレットのセットアップ」と表示がされていて、画面下部に「秘密のリカバリーフレーズを使用してインポートします」「新規ウォレットを作成」という項目があるかと思いますので「新規ウォレットを作成」をタップしてください。

次に「MetaMaskの改善にご協力ください」という表示とともに長い文章が書かれているページが開きます。

書かれている内容は以下の通りです。

MetaMask の改善にご協力ください

MetaMask は、ユーザーによる MetaMask の使用状況をより詳細に把握するため、使用データを収集したいと考えています。このデータは、使用状況に基づくサービスの改善を含め、サービスの提供を目的に使用されます。

MetaMask は...

いつでも設定からオプトアウトできるようにします
匿名のクリックおよびページ閲覧イベントを送信
サービスの提供に不要な情報 (キー、アドレス、トランザクションハッシュ、残高) を収集することは、一切ありません
ユーザーの完全な IP アドレスを収集することは、一切ありません*
データを販売することは一切ありません。絶対です!

一般データ保護規則 (EU) 2016/679 の目的に従い、このデータは集約され匿名化されます。

* MetaMask で Infura をデフォルトの RPC プロバイダーとして使用する場合、Infura はトランザクションの送信時にユーザーの IP アドレスおよび Ethereum ウォレットアドレスを収集します。当社がこれらの情報を、システムによりこれら 2 つのデータが関連付けられる形で保管することはありません。データ収集の観点から見た MetaMask と Infura とのやり取りに関する詳細は、当社のアップデート こちら をご覧ください。当社のプライバシー慣行全般に関する詳細は、こちらのプライバシーポリシーをご覧ください。

MetaMask公式

「あなたのデータをサービス向上のために収集してもいいですか?」

「悪用することは絶対にありません」

簡単にまとめるとこのようなことが書かれています。

「同意します」「結構です」というボタンがあるのでどちらかをクリックしましょう。

ConsenSysは信頼性の高い会社ですし問題はないと思いますが、不安であれば「結構です」を押しても問題なくウォレットの作成はできますのでご安心ください。

どちらかをクリックしましたら、利用規約の同意画面が表示されます。

利用規約を確認したら同意するとパスワードを作成する画面に移ります。

パスワードを設定すると「ウォレットの安全を確保」という表示された画面になり、短い動画が流れますので確認しておきましょう。

確認したら「開始」をタップしていきます。

次の画面も「ウォレットの安全の確保」というページになっています。

秘密のリカバリーフレーズの保管方法について書かれているのでよく読み、読み終えたら「開始」をタップしていきます。

するとパスワードを入力するよう求められますので、さきほど設定したパスワードを入力してください。

入力すると秘密のリカバリーフレーズが発行されます。

秘密のリカバリーフレーズが発行されたら、一言一句間違えないように正確に紙などに書き写し、誰にも知られないような場所で厳重に保管してください。

秘密のリカバリーフレーズを書き写し終えたら「続行」をタップします。

次にリカバリーフレーズを順番に入力するよう指示されますので、画面下部に並んでいる英単語を1から順にタップしていきます。

「バックアップを完了」をタップすると画面に「おめでとうございます」と表示されウォレットが完成します。

繰り返しになりますが、ここで設定した「パスワード」と「秘密のリカバリーフレーズ」を忘れてしまうと、MetaMaskに保管しているトークンが取り出せなくなってしまうので、絶対に忘れないようにしてください。

パスワードと秘密のリカバリーフレーズは、スマホのメモ帳などに記録していると最悪の場合ハッキングなどで情報を抜き取られてしまう可能性があります。

ですので自宅で保管できる「紙」などに書き写して厳重に保管するのがおすすめです。

パスワードはMetaMaskにログインするために必要になり、シークレットリカバリーフレーズは使っているPCが変わったときなどに必要になります。

ネット上でMetaMaskのパスワードやシークレットリカバリーフレーズを聞き出そうと誘導してくるサイトやメッセージが届いても、絶対に教えてはいけません。

かっこかり(仮)

MetaMaskの作成方法は以上です!

仮想通貨をまだ保有していない方は初心者でも扱いやすいコインチェックで口座開設をしておきましょう。

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