この記事ではこんな悩みを解決します。

かっこかり(仮)

筆者は2022年5月から仮想通貨およびNFTの取引経験があります。そして仮想通貨デビューから間もなく大損することになった経験談をもとにこの記事を執筆します。

私は訳あって2022年5月からSTEPN(ステップン)というNFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)に参入しています。

私がSTEPNを始めるころまで、STEPNはバブル状態で人気の獲得と価格の高騰を続けていました。

そして私がSTEPNを始めると同時に、仮想通貨界隈に関わるある3つの要因が重なってバブル崩壊の大暴落を迎えることになります。

かっこかり(仮)

いくらなんでもあんまりだ。

STEPNに投資したお金はもはや回収不能…。

あっという間に大きなお金を失いました…。

かっこかり(仮)

仮想通貨初心者は仮想通貨のことをあまり知らないから失敗しやすいの事実。私の経験談からどのようなリスクが存在するのか確認しよう。投資は自己責任だから誰もお金を返してくれないよ!

\4年連続アプリDL数No.1/

コインチェック公式サイトを見る >

きっかけはSTEPNというNFTゲーム

私はもともとゲームが大好きで、ゲームをするだけでお金が稼げるNFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)にはずっと興味がありました。

かっこかり(仮)

でもどのゲームもそれなりの初期投資が必要で手を出せなかった…。

このときの私に舞い込んできたのが「STEPN」の話題でした。

「歩くだけでお金が稼げる」

「20分で2万円稼げた!時給6万円!」

とにかく当時は「歩くだけめちゃくちゃ稼げる」という話題が飛びかっていました。

X(旧Twitter)などでもSTEPNは話題に事欠かない熱狂ぶりだったのです。

かっこかり(仮)

ゲームには詳しいけど仮想通貨には疎いから半信半疑ではあった…。

そんな私に母から連絡がありました。

「STEPNの初期費用出してあげるからやってみない?利益が出たら元本だけ返してくれればいいし、利益が出なくてお金を返せとは言わないから」

かっこかり(仮)

えっ……。

正直興味のある分野でしたし、自分の資産を失わなくて済むという最高にありがたい話でした。

こんな美味しい話は裏があると普通なら疑うところですが、相手は実の親なので私を騙す理由もありません。

かっこかり(仮)

でも私もばかじゃない。親のお金とはいえ、STEPNに初期投資を回収するポテンシャルがあるかどうか調べてから参入する。

私は一旦、話を保留にしてSTEPNのリサーチを始めるのでした。

NFTゲームは本当に稼げる?

私はNFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)はお金が稼げるということをなんとなく知っていましたが、どのようにして経済が回っていてプレイヤーに利益が出ているのか、そこまで詳しい知識を持っていませんでした。

そのため、まずは「本当に稼げるのか?」をリサーチし始めます。

かっこかり(仮)

オンラインゲームとかでもゲーム内マネーの流通を把握して、お金を貯め込むべきか、価値のある装備を保有しておくべきかで、のちのち手元に残る資産はだいぶ変わるんだ。NFTゲームのゲーム内マネー(トークン)の流通も把握する必要を感じたの。

調べた結果わかったことは、当時のSTEPNはポンジスキーム型の運営をしていて、既存プレイヤーの利益の多くは「新規ユーザーの初期投資費用」から賄われているということでした。

完全なポンジスキームであれば確実に破綻する未来が見えていますが、ゲーム内のトークン(GST/GMT)の使い道やゲームシステムを調べた限りでは、将来にわたって長く続くゲームになる可能性があると感じました。

かっこかり(仮)

ゲームシステムがしっかりしているから、そう簡単に破綻するようには見えなかった。このときのバブル状態は近いうちに崩壊するだろうという想定もしていたけど、2~3ヶ月もってくれれば初期投資は回収できるし1日も早く参入することに決めた!

初期投資をすばやく回収すれば、あとはのんびり遊びながら稼げそうという判断で私はSTEPNに参入することに決めました。

実際に稼げたのか

結論から言うと、ここは「実際に稼げた」と言わざるを得ません。

STEPNを始めて間もないときは、巷で噂されているとおり、歩くだけで仮想通貨を稼ぐことができて、それを即日本円に換金することもできました。

かっこかり(仮)

でもSTEPNはあくまでもゲーム。

「歩いては換金」という作業を繰り返すのが安牌だった可能性は否めませんが、歩いて稼いだ仮想通貨(トークン)をNFTスニーカーの育成費用に充てることで、その後の稼ぐ効率がよくなるという仕様があります。

「歩いては換金」を繰り返したときと、「NFTスニーカーを十分に育成してから歩いて換金」をする2つのケースで実際に計算を行いましたが、その結果は「2~3ヶ月後には収益がどちらも同じくらいになり初期投資は回収、その後の収益はNFTスニーカーを育成しているパターンに分がある」というものでした。

かっこかり(仮)

2~3ヶ月でバブルが崩壊するような勢いには見えないし、むしろこれからもっと加熱する可能性もあるからもちろん後者を選択!

当時はNFTスニーカーのレンタル機能の実装がされていなかったため、レンタル機能実装による新規ユーザーの増加や認知度の向上でさらに盛り上がる可能性はあったと思います。

\4年連続アプリDL数No.1/

コインチェック公式サイトを見る >

どのような要因で大損することになったのか

私なりに下調べをしたり、さまざまな策を講じていたにも関わらず、失敗談となってしまったのには以下の3つの要因があげられます。

順番に説明していきます。

1 仮想通貨全体の大暴落(テラショック)

私が仮想通貨デビューして間もない2022年5月6日ごろから、仮想通貨全体の大暴落が始まります。

法定通貨のドルとほぼ変わらない値動きをすると言われていた「ステーブルコイン(安定した通貨)」であるテラUSD(UST)と、それと連動していたルナ(LUNA)という仮想通貨が大暴落を起こしました。

かっこかり(仮)

1週間ほどで1ルナ=約1万円から1ルナ=約0.003円まで、99.999%以上下落した…。

ステーブルコインが大暴落してしまったので「やっぱり仮想通貨は危険だから投資はやめよう」というムードが世界中に蔓延して仮想通貨全体も暴落したのです。

STEPNの基軸通貨であるソラナ(SOL)のレートも、対円レートで1SOL=約12,000円から1SOL=約6,000円へと半減してしまいます。

STEPNのプレイヤーの多くが、保有しているNFTスニーカーやトークンを手放して現金化しようとしたので、NFTスニーカーとトークンの価格も大暴落する結果を招きました。

かっこかり(仮)

私が参入したときは安いNFTスニーカーでも20万円くらいしたのにあっという間に価値がなくなった。

2 B国側の超加熱の反動による大暴落

B国とは、STEPNのBNB Smart Chain(BSC)側のことです。

当時多くの人がやっていたSTEPNは、Solana(ソラナ)チェーン、通称S国と呼ばれていました。

S国は「ソラナ(SOL)」を基軸通貨としたゲームモードで、B国は「BNB」を基軸通貨にしたゲームモードになっていました。

かっこかり(仮)

簡単に言うと使っている通貨が違うということ。遊ぶときに円かドルかで選べたみたいなイメージ。

STEPNのゲーム性は同じですが、売られているNFTスニーカーの価格や、使われている通貨、稼げるトークンの価格がS国とB国では全く異なるものでした。

どれくらい違うかというと、当時のS国とB国ではNFTやトークンの価値が約10倍違いました。

つまり、初期投資費用が10倍かかる代わりに、稼げる額も10倍になるということです。

かっこかり(仮)

S国でも参入に20万円必要だったからB国なんて選択肢になかった…。

「日給50万円」「STEPNで億りました」というような報告が相次いで、全世界中から富豪プレイヤーが次々にS国からB国に参入しました。

B国のバブルもあっという間に崩壊してしまうのですが、一時期は「初期費用300万円」を用意できれば「たったの2日間」で300万円以上稼げるという異常事態だったのです。

かっこかり(仮)

STEPNで億り人になった人は実際いると思うけど、それだけ多くの人が損失したってことでもある…。

B国参入のためのS国での投げ売り、そしてB国のバブル崩壊という2つの要因で、S国はどんどん暴落していきました。

かっこかり(仮)

ここでさらに追い打ちが…。

3 人口の多い中国へのSTEPN規制

このような状況の中、とどめを刺しにくるかのように運営から「中国でのSTEPNプレイの禁止」がアナウンスされます。

すでに中国では多数のプレイヤーが存在していましたが、超多数の複数アカウントで同時にプレイするなどの禁止行為が目立ったためこのような対処がなされました。

かっこかり(仮)

当たり前だけど中国のプレイヤーが全員利確に走ってSTEPNはさらに暴落した…。

【結果】初期投資費用20万円すべて損失

仮想通貨デビューとしては決して安い金額ではなかった約20万円。

暴落してからNFTスニーカーを売ってもすずめの涙なので、一応今でも売らずに寝かせているものの、STEPNはプレイしていません。

かっこかり(仮)

母からもらったお金だったとはいえ申し訳ないし悲しい…。

一縷の望みにかけて2~3ヶ月は毎日STEPNで歩いていましたが、真夏になって暑いうえ、初期投資を回収できる見込みもなかったのでだんだんとSTEPNをやらなくなってしまいました。

私は当時の最低投資額くらいで始めているので軽傷ですが、スタートダッシュを決めるために100万円以上投資して始める人もたくさんいましたね。

かっこかり(仮)

私と同時期に始めた人はおそらく9割方損してるから投資額が多かった人はやばいかも…!

【まとめ】仮想通貨を始めるときに気を付けるべき3選

  • 情報収集を怠らないこと
  • 最悪のケースを想定すること
  • 必ず余剰資金で投資すること

仮想通貨全体の暴落などはいついかなるときでも起こり得ることです。

そのとき、なるべくはやく仮想通貨を手放せば損失するお金は最小限に留めることができます。

暴落しても多くの場合、時間をかけて価格が元に戻ってくるため、焦って手放すのではなく「長期保有(いわゆるガチホ)」するなどのスタンスをあらかじめ決めておくと精神衛生によいかもしれません。

かっこかり(仮)

どういう風に運用するか最初に決めておくべき。情報収集は大切だけど流されないことも大切。

また、常に最悪のケースを想定しましょう。

本記事内でもふれていますが、仮想通貨のルナ(LUNA)はわずか1週間で価格が99.999%下落しています。

1つの仮想通貨に多額の投資をしていると、このようなケースに対応することが困難です。

かっこかり(仮)

ハッキング被害とかで仮想通貨を全て失うリスクもあるし注意しないといけないことはたくさんある!

そして絶対に守らなければならないことは「必ず余剰資金で投資する」ということ。

仮想通貨への投資は基本的にボラティリティが高くハイリスクハイリターンです。

稼げるときは大きく稼げますが、私の失敗談のように投資資金をあっという間に失うリスクもあります。

身の丈に合わない投資をして、借金を抱えたり破産したりするような事態になることだけは絶対に避けましょう。

かっこかり(仮)

余剰資金以外の投資はだめ絶対…!

【結論】仮想通貨は始めない方がいい?

私は仮想通貨デビューで失敗していますが、今でも仮想通貨を保有していますし取引も日常的におこなっています。

結論からいうと、これから市場が盛り上がってくる分野なので、はやめに始めて慣れておいた方がいいというのが私の考えです。

かっこかり(仮)

私の失敗談を参考に失敗する人が減ったらいいな!

仮想通貨にお金を払うのが怖いという人のために、1円もお金を使わずに無料で仮想通貨を稼いだり、NFTゲームに参加する方法なども別の記事でまとめているので興味のある方は読んでみてください。

仮想通貨取引所の口座開設は無料なので、今のうちにさくっと開設しておくとのちのち便利ですよ!

\4年連続アプリDL数No.1/

コインチェック公式サイトを見る >

Xでフォローしよう

おすすめの記事