この記事ではこんな悩みを解決します。
筆者は2022年5月から仮想通貨およびNFTの取引経験があります。この経験をもとに本記事を執筆します。
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クアンタム(QTUM)は、2018年1月に大幅に価格を上げ、過去最高値となる「1QTUM=10,899円」に達して注目を集めました。
しかし、その直後から価格は暴落を始め、2021年に大きく価格を戻したものの、2022~2023年の間は価格の低迷が続いていたため、世間では「クアンタムはオワコン」という声も聞かれるように。
そのまま低迷が続くと思われたクアンタム(QTUM)ですが、2023年10月20日に価格を上げ、以降は価格が右肩上がりになっており、再度注目を集めています。
このような経緯から「クアンタム(QTUM)はオワコンじゃなかったの?」と思い始め、疑問に感じている人が増えています。
この記事を読むと、クアンタム(QTUM)の特徴や将来性の理解が深まるので、クアンタム(QTUM)がオワコンかどうか自分の目で確かめることができます。
結論いっちゃうけどクアンタムはオワコンじゃないよ!
クアンタム(QTUM)がオワコンだと認識していると、あなたが本来得られるはずの利益が得られなくなってしまうかもしれません!
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オワコンなの?クアンタム(QTUM)の概要
クアンタム(QTUM)の概要は以下のとおりです。
ブロックチェーン名 | クアンタム |
通貨名 | クアンタム |
シンボル | QTUM |
公式サイト | Qtum公式サイト |
クアンタム(QTUM)は、シンガポールに本社がある「Qtum Chain Foundation Ltd.」の、オープンソースブロックチェーンプロジェクトで開発された仮想通貨です。
ビットコインで使われている安全性の高い残高確認方式(UTXO)を採用しながら、イーサリアムと互換性のあるスマートコントラクトを実装しているため、ビットコインとイーサリアムの「いいとこどり」をした仮想通貨だといわれています。
実用性ありそうだね!
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オワコンなの?クアンタム(QTUM)の特徴
クアンタム(QTUM)の特徴は以下のとおりです。
順番に説明していきます。
1 UTXOによる高い匿名性
クアンタム(QTUM)では、残高の管理方法として、ビットコインと同じ「UTXO」という技術が採用されています。
仮想通貨は、法廷通貨のように実物はありません。
銀行預金と似たようなもので、「誰の口座にどの通貨がどのくらいあるか」が記録されているだけなのです。
再認識するとちょっと不思議だけどそうだよね。
しかし、ビットコインやクアンタム(QTUM)の場合は、ウォレットに残高の数値そのものが記録されているわけではなく、UTXOによって管理されています。
UTXOとは、「ユーザーに紐づけられた分割不可能なコインの塊」であり、この塊がどのように取引されたかを追跡することで、現在の残高を割り出しています。
ちょっと難しいね…。
あなたが1BTC持っているとして、店舗で0.3BTCの買い物をしたと仮定します。
となれば手元に残るビットコインは当然0.7BTCですよね。
しかし、UTXOの管理方法ではコインを分割できないので、0.3BTCを直接払うことができません。
そのため、1BTCを店舗に渡し、お釣りとして0.7BTCを受け取るという取引をおこないます。
このとき、お釣りを受け取るために新たなアドレスがつくられ、0.7BTCはそこに紐づけられるという仕組みになっています。
ややこしいけどなんとなく理解した!
ビットコインやクアンタム(QTUM)は、このように複雑な構造で資産の残高を管理しているため、第三者からの追跡が困難になり、高い匿名性を維持できるというメリットがあります。
2 スマートコントラクトを実装
さきほどビットコインと同じUTXOという技術を採用していると紹介しましたが、クアンタム(QTUM)はイーサリアムが持つスマートコントラクトという機能も実装しています。
ビットコインとイーサリアムのいいとこどりだ!
スマートコントラクトとは、あらかじめ決めたことが自動的に実行されるようにプログラムすることができる「頭のいい契約書」のことです。
これはブロックチェーン上で、あらかじめ決められた処理を自動的に実行するようにプログラムする、プログラム上の契約書のようなものです。
スマートコントラクトがあることによって、不動産や自動車の販売など、仲介者が不可欠だった取引を当事者間のみでおこなうことができます。
コンビニでジュースを買うのが手動契約なら、自販機でジュースを買うのが自動契約みたいなイメージだね。
クアンタム(QTUM)は、ビジネス向けの仮想通貨として開発されているため、スマートコントラクトを備えているのは当然といえば当然かもしれませんね。
3 DAppsの開発ができる
クアンタム(QTUM)は、イーサリアムのようにDApps(アプリ)の開発ができるプラットフォームでもあります。
クアンタム(QTUM)は、コンセンサスアルゴリズムに「PoS」に改良を加えた「MPoS」を採用しているため、イーサリアムで起きているようなスケーラビリティ問題が発生しにくくなっています。
クアンタム優秀だなー!
>>【保存版】ブロックチェーン技術をわかりやすく解説【入門】
4 アカウントアブストラクトレイヤ
クアンタム(QTUM)では、匿名性を担保しながらスマートコントラクトを実装していますが、スマートコントラクトを動かすためには、多くの情報を書き込む必要があります。
しかしそうなると、取引のたびに複雑な残高管理をおこなうUTXOとは相性がよくありません。
いいとこどりにも欠点が…?
そこでクアンタム(QTUM)が採用したのが、UTXOとスマートコントラクトの橋渡しがおこなえる「アカウントアブストラクトレイヤ(AAL)」という技術です。
ガンダムの起動兵器かな?
アカウントアブストラクトレイヤ(AAL)は、クアンタム(QTUM)が独自に開発したもので、UTXOをベースにしたブロックチェーンのシステム上にバーチャルマシンを構築して、そこでスマートコントラクトを動かすという仕組みになっています。
このアカウントアブストラクトレイヤ(AAL)によって、ビットコインが持つ安全性や匿名性、データ容量の軽さを維持しながら、複雑な処理を自動化するスマートコントラクトを実現することができたのです。
難しいけどクアンタムがすごいっていうのはわかる!
5 ライトウォレットで動きが軽い
AALの搭載で必要なデータ容量が軽くなったことから、クアンタム(QTUM)は「ライトウォレット」を採用しています。
ライトウォレットはブロックチェーン上のすべてのデータ(フルノード)ではなく、自分が必要な部分のデータだけをダウンロードして利用します。
イーサリアムではフルノードのデータが必要ですが、それを文字どおりライトに収めることができるため、データのダウンロードははやく、動作は軽く、ストレージ容量の節約もできます。
クアンタムってすごい発明品じゃん…!
クアンタム(QTUM)がオワコンといわれる理由
クアンタム(QTUM)がオワコンといわれる理由は以下のとおりです。
順番に説明していきます。
1 実社会にあまり普及していない
クアンタム(QTUM)は優秀な仮想通貨ですが、実社会への普及があまりされていません。
イギリスのモバイル決済アプリ「Zeux」での決済手段の1つに含まれているようですが、日本人にはほとんど恩恵がないので実感がないですよね。
仮想通貨のことをなんとなく知っている人でも、クアンタム(QTUM)について詳しい人(本記事に書かれているようなことは当然知っているというレベルの人)はまだ少ない印象があります。
日常生活でクアンタムの話題にならないからね…。
このような実社会への普及不足から「クアンタムはオワコン」と考える人もいるのではないかと思います。
しかし、クアンタム(QTUM)は、GoogleやAmazonウェブサービス(中国地域部門)といった、メジャーな企業とも技術提携を結んでいるので、これから大きく伸びてくる可能性は高いと見込まれています。
2 話題性がない
あのビットコインと、あのイーサリアムの「いいとこどり」をして、独自技術まで用いているハイスペック仮想通貨でありながら、圧倒的に話題性がありません。
私はX(旧Twitter)も仮想通貨特化アカウントとして情報収集などで活用していますが、さまざまな仮想通貨が話題になる中でクアンタム(QTUM)の話題はほとんどみません…。
クアンタムで盛り上がってほしい!
このように存在感が薄いことも「クアンタムがオワコン」といわれる理由になってしまっていると考えられます。
クアンタム(QTUM)がオワコンではない理由
クアンタム(QTUM)がオワコンではない理由は以下のとおりです。
順番に説明していきます。
1 仮想通貨としてのスペックが高い
クアンタム(QTUM)の特徴を確認した人には伝わっていると思いますが、クアンタム(QTUM)は仮想通貨の中でもトップクラスといってもいいほどのスペックを備えています。
ビットコインとイーサリアムのいいとこどりをしたうえで、独自の技術までかみ合わせており、弱点を探す方が難しい状態です。
ビジネス向けに開発されたことも特徴。
クアンタム(QTUM)はビジネス向けに開発されているので、このような特徴を揃えています。
しかしビジネスで利用することを考えると、仮想通貨はまだどこの国でもそこまで法整備が整っていないので、仮想通貨ビジネスそのものが難しく普及が進みにくいのかもしれませんね。
2 ライトウォレットによる携帯性
クアンタム(QTUM)は、クアンタムコアという公式ウォレットを保有しています。
デスクトップウォレットと、モバイルウォレットという2種類のウォレットが存在していますが、モバイルウォレットのことをライトウォレットと呼びます。
モバイルウォレットはスマホで手軽に利用することができ、場所にかかわらずアカウントへのアクセスが可能です。
やっぱスマホが便利だよね。
ライトウォレットは自分の関連するデータだけをダウンロードするため、処理データ量は非常に小さく、動作も軽いといった特徴があります。
このような利便性の高さを備えているので、クアンタム(QTUM)は広く普及する可能性があります。
3 トークン作成の活発化
クアンタム(QTUM)では、イーサリアムのようにDApps・DeFiアプリケーションにも対応しています。
UTXOやAALという機能まで備えているプラットフォームはほかにないため、クアンタム(QTUM)は独自の強みを発揮することが可能です。
そのため、クアンタム(QTUM)上でのDAppsやDeFiの活用が増えることによって、トークン作成も活発化し、クアンタム(QTUM)の知名度も大きく向上するでしょう。
4 匿名性・プライバシー保護
クアンタム(QTUM)はビットコインと同じUTXOという技術を使っていることから、高い匿名性・プライバシー保護性能があるといえます。
仮想通貨の中には「拡張性があって便利だけど匿名性が低い」というようなものも存在しており、そのような仮想通貨はハッキング被害にも遭いやすいという傾向があります。
クアンタム(QTUM)は、スマートコントラクトを備えていながら高い匿名性を保持しているので、ハッキングリスクが低い通貨であり、将来性も高いといえるでしょう。
クアンタムにはまだ可能性がたくさんある!
5 かなり伸びしろがある
主観的かつ、雑な見出しになってしまって申し訳ありませんが、クアンタム(QTUM)にはまだかなりの伸びしろがあります。
かなり優秀な仮想通貨であることから、価値が認められ、価格が上昇する可能性は高いと見込めそうです。
しかし現状では、クアンタム(QTUM)が単独でニュースになるような出来事がほとんどないことから、単純に仮想通貨市場の価格変動の波にのまれて価格が決められてしまっている状態だといえるでしょう…。
市場の浮き沈みに揺られてる…。
ただ、草コインなどとは違って機能が充実しているため、大企業などがクアンタム(QTUM)の個性的な性能に目をつけ、自社サービスと提携などをおこなうことで、一気に需要が拡大する可能性は低くないと考えます。
また、このようなニュースがこれまで多くなかったという経緯もあって、伸びしろには期待が持てますね。
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オワコンではない!クアンタム(QTUM)の買い方
仮想通貨の始め方を読まずに続きを読みたい人は「こちら」をタップすると、この項目をスキップできます。
仮想通貨を始めるのが難しいと思っていませんか?
仮想通貨を始めることはとてもかんたんなので、誰でも始め方がわかるように画像をたくさん使って解説します。
あっという間にデビューできる!
仮想通貨を始める手順は以下のとおりです。
手順はとてもかんたんで、5分~10分ほどですぐに開設できますよ。
1 コインチェックに登録する
まず、コインチェックのトップページにアクセスします。
まずは「会員登録」をクリックしましょう。
「①メールアドレス」と「②パスワード」を入力して「③私はロボットではありません」にチェックを入れます。
利用規約とプライバシーポリシーを確認したら「④会員登録」をクリックしてください。
2 メールに届いたURLにアクセスする
コインチェックからさきほど入力したメールアドレスにメールが届くので、そこに記載されている「URL」をクリックします。
3 各種重要事項の承諾をする
メールアドレスに記載されているURLをクリックすると、このページに移ると思いますので「各種重要事項を確認する」をクリックします。
「①各種重要事項を確認してチェック」を入れたら、「②各種重要事項に同意、承諾してサービスを利用する」をクリックします。
4 本人確認を完了する
各種重要事項の承諾をすると、「本人確認書類を提出する」という表示が出てきますので、そこをクリックして進めていきます。
携帯電話番号を入力して、「SMSを送信する」をクリックします。
すると認証コードを入力するボックスに切り替わりますので、さきほど入力した携帯電話番号に届いた認証コードを入力して「認証する」をクリック。
これで電話番号の認証が完了しましたので、次へ進むために「本人確認書類を提出する」をクリックしてください。
ここから先はコインチェックのアプリでマイナンバーカードや運転免許証を使った本人確認をおこないますので、コインチェックのアプリをインストールします。
あとは画面の指示に従って基本情報(勤務情報)の入力と本人確認書類をオンライン送信するだけなので超かんたん!
5 コインチェックに日本円を入金する
まずはコインチェックのアプリを開いて、画面下部の「①ウォレット」をタップして「②日本円」をタップします。
画面が切り替わるので「入金」をタップしましょう。
入金方法は複数ありますが、銀行振込がかんたんでおすすめですよ。
入金するとウォレットで日本円が反映されるので確認してみてくださいね。
6 コインチェックで仮想通貨を買う
日本円の準備ができたら「①販売所」をタップして、「②買いたい銘柄」をタップしていきます。
画像ではイーサリアム(ETH)を選んでいますが、クアンタム(QTUM)が買いたい人はクアンタム(QTUM)を選んでくださいね。
「購入」をタップしたら、「①買いたい金額を入力」したら「②日本円でETH(QTUM)を購入」をタップしましょう。
確認画面が表示されるので「購入」をタップします。
これだけの作業で仮想通貨の購入は完了です。
特に迷うところがないくらいかんたんだね!
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クアンタム(QTUM)を買うときのリスク・注意点
クアンタム(QTUM)を買うときのリスク・注意点は以下のとおりです。
順番に説明します。
1 必ず価格が高騰するわけではない
すべての仮想通貨にいえることですが、クアンタム(QTUM)は必ず価格が高騰するとは限りません。
将来性には期待できるけど確実性はないよ!
クアンタム(QTUM)は将来性があるので価格が上がる見込みはありますが、仮想通貨にはリスクがつきものであることには注意してください。
投資したいと考えている人は必ず余剰資金で投資しましょう。
購入したクアンタム(QTUM)を安全に保管したいときには、ハードウェアウォレットなどのコールドウォレットを活用して、ハッキング対策をしっかりとしておくのがおすすめです。
>>ハードウェアウォレットとは?本当に必要?仕組みや使い方を解説
2 詐欺やハッキング
これもクアンタム(QTUM)に限ったリスクではありませんが、仮想通貨に詐欺やハッキングはつきものです。
知らない人からのDMはみないようにしたり、よくわからないURLにアクセスしないように普段から心がけましょう。
特に気をつけたいのはウォレットをサイトに接続するとき。
仮想通貨ウォレットを詐欺サイトなどに接続してしまうと、資産をすべて盗まれてしまう可能性があります。
安全にネット回線を使うためにも、VPN接続などを活用してハッキング被害を防ぎましょう。
>>仮想通貨やNFTのハッキング対策に必須!VPNでセキュリティ強化
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【まとめ】クアンタム(QTUM)はオワコンではない!
今回はクアンタム(QTUM)はオワコンかどうか、特徴や将来性について解説しました。
クアンタム(QTUM)は、ビットコインとイーサリアムの特徴をあわせもつ、ハイスペック仮想通貨です。
いいとこどりだ!
繰り返しにはなりますが、この記事の重要なポイントは以下のとおりです。
- クアンタム(QTUM)はオワコンではない
- クアンタム(QTUM)は匿名性・プライバシー保護性能が高い
- クアンタム(QTUM)はスマートコントラクトを備えている
- クアンタム(QTUM)は汎用性が高い
- クアンタム(QTUM)はビジネス向けに開発されている
- クアンタム(QTUM)は将来性に期待できる
クアンタム(QTUM)の価格はこれからまだまだ上昇する可能性があるといわれています。
1QTUMあたりの価格も本記事執筆時点ではまだそこまで高くないので、興味のある人は投資するタイミングとしてはいいタイミングかもしれません。
2024年にはビットコインが半減期をむかえるため、仮想通貨全体の価格上昇も見込まれています。
買うならはやめがいいけど必ず余剰資金で投資しよう。
しかし、残念ながらこの記事を読んだ100人のうち99人は実際に行動には移しません。
「少額でもいいからクアンタム(QTUM)を買ってみる」といった行動を実際に移せる上位1%の人だけが、先行者利益を得られます。
仮想通貨市場はこれから拡大していく市場なので、はやめに参入することで利益が得られる確率は高まります。
仮想通貨取引所の口座開設はかんたんなうえに無料なので、今のうちにさくっとコインチェックで口座開設をして、クアンタム(QTUM)を購入するなどの「行動」をしてみましょう。
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