この記事ではこんな悩みを解決します。
筆者は2022年5月から仮想通貨およびNFTの取引経験があります。本記事で解説するVPNも実際に使っているので、その経験をもとに執筆します。
\仮想通貨ウォレットのハッキング対策に必須/
仮想通貨やNFTを保有していると、いつかハッキング被害にあってしまうのではないかと不安になりますよね。
VPNサービスを利用すればネット接続を暗号化して、ハッキングを防いでくれます。
外出先のフリーWi-Fiに限らず、スマホの4G(5G)での通信や、自宅のWi-Fiでも常にVPN接続をするのがおすすめです。
VPNは情報漏えいを防ぐだけじゃなくて、危険なサイトやマルウェアの警告機能もあるから、詐欺サイトや不審なメールへの対策もできるんだ!
この記事を読むと、VPNサービスの必要性がわかるようになります。
また、たくさんあるVPNサービスの中から、信頼できるVPNサービスを理由とともに解説します。
\仮想通貨ウォレットのハッキング対策に必須/
VPNとは?
VPNとは、「Virtual Private Network」の略称で、日本語では「仮想専用通信網」という意味合いです。
VPNはネット回線をプライベート化することで、セキュリティを高めてくれるため、安全にネット回線を利用できるサービスになります。
コロナウィルスの影響でリモートワークが増えたから、従業員の個人宅でもセキュリティを高められるVPNが活用されているよ。
最近ではフリーWi-Fiの導入も進んでいるため、便利な世の中になりましたが、誰でも接続できてしまうことから情報を盗まれるリスクが高く、危険も潜んでいます。
仮想通貨やNFTを保有している人は、仮想通貨ウォレットのシードフレーズなどが流出してしまうとすべての資産を失う可能性があるので、VPNなどのサービスを活用する必要性が高いといえるでしょう。
スマホも常にネット回線につながっているから、ハッキング対策なしでメタマスクの接続や管理をするのはちょっと怖いね…。
\仮想通貨ウォレットのハッキング対策に必須/
VPN接続のメリット
VPN接続のメリットは以下のとおりです。
順番に説明していきます。
1 情報漏えいのリスクを低減
フリーWi-Fiなど、一般的に危険性が高い通信経路とされている公衆無線などを利用すると、無線の電波を盗聴されてしまい、通信しているデータが漏えいする恐れがあります。
しかし、端末からVPNを用いての暗号化された通信をおこなうことで、このようなリスクを低減することが可能です。
フリーWi-Fiは暗号強度の低いWEPなどが使われているケースも多いから気をつけよう…!
2 悪質なサイトやマルウェアの警告
VPNはハッキング対策だけではなく、危険なサイトやマルウェアの警告機能も備えています。
詐欺サイトや不審なメールで感染しないよう手助けしてくれます。
セキュリティソフトとあわせて使うのが一番安全だね。
3 海外サービスが利用できる(Netflixなど)
VPN接続は接続地域を選べるので、アメリカを選択してVPN接続すれば、アメリカのみ提供されているサービスなどを利用することができるようになります。
例えば北米やヨーロッパのNetflixに登録すれば、ジブリ作品の視聴が可能になります。
日本とはサービス内容が違うから利用規約などはよく確認しよう!
広告のある動画サービスを視聴するときは、広告をブロックしてくれる「Braveブラウザ」を使って視聴するのがおすすめです。
YouTubeやTVerといったサービスの広告もブロックしてくれます。
>>Youtubeの広告が多すぎてうざい!無料で広告を消す方法
>>【無料】TVerの広告ブロック|Braveで簡単CMカット!
4 航空券やホテルが安く買える
航空券の購入やホテルの宿泊を予約するとき、VPNで海外に接続すると、現地相場の価格になる予約サイトもあります。
円安のときには、ドル圏、東南アジアなどだと、航空券やホテルの宿泊予約が日本より安く買える可能性があります。
セキュリティ対策以外にもメリットがあるんだね!
\仮想通貨ウォレットのハッキング対策に必須/
VPN接続のデメリット
VPN接続のデメリットは以下のとおりです。
順番に説明していきます。
1 利用料金がかかる
VPNサービスはほとんど月額・年額で利用料がかかります。
中には無料のVPNサービスも存在しますが、データ量の制限があったり、通信速度が遅かったり、といったデメリットが存在することがほとんどです。
また、安易によく知らない無料VPNサービスを利用すると、それが原因で個人情報などが流出する恐れがあります。
VPNサービスは信頼性が重要だよ…!
当ブログでは無料VPNサービスの利用は推奨しません。
VPNサービスはセキュリティ対策として有用ですが、VPNサービスの運営元が信頼できない場合、逆効果になる可能性があるためです。
VPNサービスの利用料はそこまで高いものではないので、ハッキングによる情報漏えいやマルウェア感染の回避をするために必要経費と捉えましょう。
\仮想通貨ウォレットのハッキング対策に必須/
2 通信速度が遅くなる可能性がある
SNSなどでは「VPNにつなぐと通信速度が遅くなる」という口コミを見かけることがあります。
しかし、通信速度の安定性はVPNによって違いがあり、接続サーバー数が多いVPNでは通信速度に影響が出ないことがほとんどです。
各VPNの世界各国に設置されているサーバー台数は以下のとおり。
NordVPN | 5,500台以上 |
AtlasVPN | 750台以上 |
Express VPN | 3,000台以上 |
SurfShark | 3,000台以上 |
Millen | 1,300台以上 |
インターリンク(セカイ) | 数十台 |
スイカVPN | 50台 |
Glocal VPN | 100台以上 |
業界大手のNordVPNが5,500台以上と、サーバー設置台数は圧倒的に最多数です。
私も使っていますが、NordVPNであれば「通信速度が遅い」と感じることはまったくありません。
通信速度が重要なソシャゲのクラウド版とかで遊んだりするけど、まったく問題なく遊べてるよ。
通信速度が遅いと日常的に利用するのが難しくなるので、VPNサービスはNordVPNがおすすめですね。
\仮想通貨ウォレットのハッキング対策に必須/
3 情報漏えいを100%防げるわけではない
どのようなサービスにいえることですが「絶対に大丈夫」はありえません。
VPNが繋ぎづらい環境や、巧妙につくられた偽のWi-Fiスポットや詐欺サイトには十分注意しましょう。
また、選ぶVPNによってセキュリティレベルも異なります。
本記事でおすすめしているVPNでは以下のセキュリティが搭載されています。
- 軍事レベルの暗号化通信
- DNSリークテスト実施:個人情報の漏えいを検出
- 脅威対策:フィッシングサイトの対策
- キルスイッチ:IPアドレスの漏えいを防止
- MFAの設定:不正ログインを防止
NordVPNの暗号化規格は、米国家安全保障局(NSA)により、推奨されているレベルの暗号通信となっています。
個人でも軍事レベルセキュリティのVPNが利用できるんだ!
NordVPNはプロトコルも安全性の高いものが採用されていますよ。
\仮想通貨ウォレットのハッキング対策に必須/
NordVPNの概要
VPNサービスの中でも業界大手のNordVPN(ノードブイピーエヌ)。
通信速度が安定しており、セキュリティレベルも高く、料金も安いので誰にでもおすすめできるVPNだといえるでしょう。
運営会社 | Tefincom & Co., S.A |
料金 | 月440円〜 (期間やプランにより変動します) |
サーバー設置台数 | 5,500台以上 |
利用可能台数 | 6台 |
接続可能国数 | 60ヶ国以上 |
利用可能デバイス | パソコン、スマホ、タブレット |
その他 | 30日返金保証 |
公式サイト | NordVPN公式サイト |
NordVPNは世界60ヶ国に5,500台以上のサーバーがある業界大手のVPNサービスです。
接続できるサーバーが多いため、回線が混雑しにくく通信速度がはやいのが大きな特徴。
世界最速のVPNと謡われているんだ!
同時に接続できるデバイス数も6台と多いので、複数のデバイスでNordVPNを活用できます。
また、NordVPNの暗号化規格は、米国家安全保障局(NSA)により、推奨されているレベルの暗号通信であることもポイント。
個人でも手軽に軍事レベルのセキュリティでVPNを利用できてしまいます!
仮想通貨やNFTを守れる確率が上がる!
\仮想通貨ウォレットのハッキング対策に必須/
NordVPNの始め方・買い方
VPNの始め方を読まずに続きを読みたい人は「こちら」をタップすると、この項目をスキップできます。
NordVPNは30日間の返金保証があり、気軽に始められるので、VPNを利用するときはNordVPNを第一候補にするのがおすすめです。
NordVPNの始め方・買い方は以下のとおりです。
Androidスマホでの購入~導入を例にして、順番に説明していきます。
iPhoneやパソコンでも手順は大きく変わりませんので参考にしてください。
1 プラン選択&購入
まずはNordVPNの公式サイトにアクセスして、加入プランを選択します。
私は最も価格の安い「2年/スタンダードプラン」を選びました。
+3ヶ月の延長があったから2年3ヶ月分だね!
時期によってキャンペーンなどの内容が変わり、価格などは少し変動する可能性があります。
プランを選択したら、まずはメールアドレスを入力します。
メールアドレスを入力したら、画面を少し下にスクロールして、支払い方法を選択しましょう。
仮想通貨での支払いも可能ですが、私はPayPay支払いを選択しました。
ここは任意の支払い方法を選択してください。
PayPayを選択した場合は、下記のように「ユーザー情報の連携」を求められます。
「上記に同意しオートチャージを有効にする」をタップすることでPayPayで支払うことができます。
「上記に同意しオートチャージを有効にする」をタップしたら、支払いがおこなわれ、あとは自動で画面が切り替わります。
アプリをダウンロードするよう誘導されるので「ダウンロード」をタップしてアプリをダウンロードしましょう。
2 アプリダウンロード
レビュー数などを参考に、念のため公式のNordVPNアプリなのか確認しましょう。
「インストール」をタップして、インストールが終わったら「開く」をタップします。
先にアカウントの有効化をしている人はそのままアプリでログインしてください。
3 パスワードの設定
アカウントの有効化をしていない人は、「すでにアカウントをお持ちですか?ログイン」をタップして、NordVPNを購入したときに入力したメールアドレスを①に入力します。
次に②の「パスワードを忘れましたか?」をタップしてパスワードを発行しましょう。
下記のように画面が切り替わるので、メールを確認して、メール内の「パスワードを再設定する」からパスワードを再設定して、そのままアプリにログインしてください。
4 VPNに接続
NordVPNのアプリにログインして、通知設定などを許可すると以下のような画面が表示されます。
海外のサーバーに接続して海外サービスを利用したいなどの理由がなければ、「クイック接続」をタップしたあと「OK」をタップします。
これでVPN接続は完了です。
安全なネット回線でスマホが利用できるようになりました!
さらにセキュリティを向上させるために、ほかの設定が存在するので、以下のように「タップして詳しく表示」をタップし、「今すぐ開始」をタップしましょう。
5 各種設定
設定できる項目は加入したプランによっても違いがあると思いますが、スタンダードプランだと以下のような項目をさらに設定できます。
「自動接続を有効にする」ことで、自動的にVPN接続してくれるので安心感が高まります。
特に理由がなければ、これは設定しておくのがよいでしょう。
「多要素認証の設定」は二段階認証の設定です。
セキュリティレベルを上げるためにもできれば設定しておきたいので、時間に余裕があるタイミングにでも設定しておくのがおすすめです。
「セキュリティ対策するデバイスを追加する」は、ほかに使っているデバイスがない人にとっては関係ありませんが、パソコンやタブレット、2台目のスマホなどがある場合には必ず追加するようにしておきましょう。
「脅威対策ライト版を有効にする」の項目は不審なサイトなどへのアクセスを事前にブロックしてくれますが、普通にアクセスしても大丈夫なサイトをブロックしてしまうことが何度かあったので、普段はオフにしておいた方がいいかなと思いました。
仮想通貨やNFTの売買をするタイミングなどの、セキュリティを高めたいときにオンにしておくとお守り代わりの効果は発揮してくれると思います。
\仮想通貨ウォレットのハッキング対策に必須/
VPNに関するよくある質問
VPNに関するよくある質問は以下のとおりです。
順番に説明していきます。
1 無料のVPNのデメリットは?
無料のVPNを安易に利用するのは危険なため、当ブログでは利用を非推奨としています。
無料のVPNのデメリットは以下のとおりです。
- 情報が流出する可能性がある
- データが悪用される可能性がある
- セキュリティレベルが低い
- 通信速度が遅い
VPNの性能が低いだけであれば許容できますが、中には情報を抜き取るような悪質なサービスも存在しているので、よくわからない無料VPNを利用するのはやめましょう。
悪質なVPNを避けるためにも、有料のVPNがおすすめだよ。
NordVPNなどの有料のVPNは性能も高くて、月額500円以内から始められるため、そこまでコストもかかりません。
特に仮想通貨やNFTを保有している人は、必要経費だと思って利用することを強くおすすめします。
\仮想通貨ウォレットのハッキング対策に必須/
2 NordVPNはどのプランがおすすめ?
どのプランもおすすめできますが、ネット回線を安全に利用したいという目的であれば、最も価格の安い「2年/スタンダードプラン」でも十分です。
安全なVPN接続ができることが一番大切!
パスワード管理や1TBのストレージを使いたいという人は、少しグレードの高いプランを検討してみるといいでしょう。
\仮想通貨ウォレットのハッキング対策に必須/
3 NordVPNの支払い方法は?
NordVPNは月額払いではなく、プランを一括払いする必要があります。
支払いに利用できる決済手段は以下のとおりです。
- クレジットカード
- Apple Pay
- PayPal
- PayPay
- Google Pay
- Union Pay
- 仮想通貨(BTC,ETH,XRP)
仮想通貨をたくさん保有している人は、ハッキング対策としてVPNの活用がおすすめです。
NordVPNは仮想通貨で購入することもできるので、ぜひ検討してみてくださいね!
\仮想通貨ウォレットのハッキング対策に必須/
【まとめ】NordVPNでハッキング対策しよう!
今回は仮想通貨やNFTをハッキング被害から守る手段の1つ、VPN接続について解説しました。
繰り返しにはなりますが、この記事の重要なポイントは以下のとおり。
- VPN接続はハッキング対策として有効
- 無料のVPN接続の利用は危険がある
- NordVPNを活用するのがおすすめ
多少のコストはかかるものの、「安心を買える」と考えればかなり安いのではないかと思います。